アイアーン大正琴プロジェクト代表のページ
アイアーン大正琴プロジェクトとは
アイアーン大正琴プロジェクトを運営しています。同時に四日市市社会福祉協議会の地域いきいきサロン委託事業に参加して「防災&大正琴カフェ とまり木」を運営しています。
私は,60歳になるまで一度も大 正琴を手にしたことがありませんで した。足の手術で長期療養をしたこ とがきっかけで,大正琴を弾くだけ ではなく,小学生の子どもたちや, 外国の人たちにも教えるようになり ました。 大正琴は,演奏に対する最初の壁が低く,奥深い楽器 なので,大正時代の人たちの間で,庶民の楽器として普 及してきたことがなんとなくわかるような気がします。 それにしても私は,名古屋市の公立学校で,37年間も 音楽教育に携わっていたにもかかわらず,大正琴を一度 も手にすることがなかったことを情けなく思いました。 そこで退職を機に,せめてものお詫びに,大正琴発祥 の地である名古屋の子どもたちを対象に,大正琴の普及 活動を始めました。 同時に,国際教育ネットワーク<iEARN アイアーン >を使って大正琴を世界に発信しようとも思い,さっそ く2010年から実践を始めました。 そして,神戸で在日外国人の子どもたちや大人たち, カナダのアイアーン国際会議等で,大正琴のワーク ショップを開きました。 初めて大正琴に触った海外の方たちも大変喜んで音楽 を楽しんでくださいました。 大正時代にこの楽器を手にした人たちが,今も音楽を 楽しんでいるように,世界の国の人たちも、この楽器に よって生活に潤いを持つことができればうれしいなぁ~ と思っています。